- 2021/01/29 掲載
20年の米GDP、コロナ打撃で3.5%減=74年ぶりの落ち込み幅
【ワシントン時事】米商務省が28日発表した2020年の実質GDP(国内総生産)速報値は、前年比3.5%減となった。マイナス成長はリーマン・ショック後の09年(2.5%)以来11年ぶり。落ち込み幅は第2次大戦直後の1946年(11.6%)以来74年ぶりの大きさとなり、新型コロナウイルス危機が経済に与えた傷の深さを裏付けた。
米経済の約7割を占める個人消費が前年比3.9%減と、32年(9.0%減)以来の大幅マイナス。レストランやホテルなどサービス関連の不振が際立った。設備投資や輸出も沈み、低金利を反映し堅調だった住宅投資などで支えきれなかった。
【時事通信社】
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