- 2021/01/29 掲載
70年ぶり新1円切手=「ぽすくま」起用、4月発売―日本郵便
日本郵便は28日、約70年ぶりとなる新しいデザインの1円郵便切手を4月14日に限定発売すると発表した。「日本近代郵便の父」と呼ばれる前島密の肖像を使った現在の1円切手の販売を続けつつ、同社のイメージキャラクター「ぽすくま」を描いたシール式切手を追加する。
同社の親会社、日本郵政の増田寛也社長は28日の記者会見で、新1円切手発売のきっかけは、新聞の投書欄に掲載された顧客の声だったと説明。郵便の利用は減少傾向にあるが、「はがきや封書を大事にしてくれる顧客から『違うデザインを』という声があり、潜在的なニーズは高いのではないか」と語った。
新1円切手は全国の郵便局などで50枚のシート単位(50円)で販売。発行は1億枚(200万シート)限定とする。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本郵便が4月に発売する「ぽすくま」デザインの新1円切手(右)と、前島密の肖像を使った切手(同社提供)
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