- 2021/02/05 掲載
日鉄、通期赤字1200億円に縮小=輸出価格が上昇―21年3月期予想
日本製鉄は5日、2021年3月期の連結純損益見通しについて、従来の1700億円の赤字から1200億円の赤字に上方修正した。輸出価格の改善が主因。下半期は固定費などのコスト削減も進み、在庫評価を除いた鉄鋼事業単独の営業損益は4年半ぶりに黒字化する見込みだ。
電話会見した宮本勝弘副社長は「構造対策を進め、黒字を盤石なものにしていきたい」と説明。来期はさらに増益を目指す考えを示した。
【時事通信社】
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