- 2021/02/26 掲載
米セールスフォース、通期利益見通し予想下回る
同社が昨年12月にビジネス対話アプリを手掛けるスラック・テクノロジーズを277億ドルで買収したことについて、アナリストは長期的には恩恵があるものの高すぎるとみている。
新型コロナウイルスの変異株出現が企業の設備投資の障害となり、同社に逆風が吹くなか、同社はクラウドベースのサービスを強化する米マイクロソフトとの激しい競争にもさらされている。
同時に発表した昨年度第4・四半期(11─1月)の売上高は58億2000万ドルで、前年同期の48億5000万ドルから増加。クラウドベースのソフトへの需要が増えた。
リフィニティブのIBESデータでは、アナリストの予想平均は56億8000万ドルだった。
第4・四半期の調整後1株利益は1.04ドルで、アナリスト予想の0.75ドルを上回った。
今年度の通期売上高見通しは256億5000万─257億5000万ドルにやや上方修正。アナリスト予想平均の254億2000万ドルを上回った。
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