- 2021/02/27 掲載
リクルート、本社ビル売却=保有資産見直しで
リクルートホールディングス(HD)は26日、登記上の本社となっている「リクルートGINZA8ビル」(東京・銀座)を、不動産大手ヒューリックに5日付で売却したことを明らかにした。保有資産見直しの一環。
ビルは1981年竣工(しゅんこう)で地下3階、地上11階建て。ガラス張りの目を引く外観からリクルートのシンボルとして知られる。2008年に本社機能を東京・丸の内に移転した後も登記上の本社所在地となっている。
売却額は非公表だが、今月15日に公表した21年3月期の業績予想には織り込み済みという。ビルにはグループ会社などが入居しており、リース契約を結んで使用を続ける。リクルートHDは「新型コロナウイルスの影響によるものではなく、オフィス面積にも変更はない」(広報)と話している。
在宅勤務の拡大もあり、電通グループが本社ビルの売却を検討するなど、企業が保有不動産を見直す動きが相次いでいる。
【時事通信社】
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