- 2021/02/27 掲載
NY株、一時490ドル超安=長期金利眺め神経質な取引
【ニューヨーク時事】週末26日午前のニューヨーク株式相場は、米長期金利の動向を眺めて神経質な取引となる中、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前日終値比での下げ幅は一時490ドルを超えた。午前10時40分現在、ダウ平均は302.78ドル安の3万1099.23ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が7.86ポイント高の1万3127.29。
大型経済対策の後押しを受けて米景気の回復が早まるとの期待を背景に、前日に安全資産とされる債券売りが加速。米長期金利の指標である10年物国債利回りは一時1.6%を突破した。26日に入り上昇基調は一服しているものの、依然高水準にとどまっており、リスク投資に慎重なムードが広がった。ただ、金利上昇を嫌気して急速に売り込まれてきたハイテク銘柄の一角には押し目買いも入った。
【時事通信社】
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