- 2021/02/27 掲載
東京マーケット・サマリー・最終(26日)
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 106.07/09 1.2134/38 128.70/74
NY午後5時 106.21/24 1.2176/79 129.35/39
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の106円前半。この日のドル/円は米長期金利の動きに翻弄された。朝方は米長期金利上昇に連れ高となり、一時106.43円と 約半年ぶりの高値を付けたが、正午前に米長期金利が反落に転じたことで105.85円まで押し戻された。午後は米長期金利がやや持ち直したことで106円台を回復する展開となった。
<株式市場>
日経平均 28966.01円 (1202.26円安)
安値─高値 28966.01円─29760.31円
東証出来高 16億8876万株
東証売買代金 3兆6212億円
東京株式市場で日経平均は急落。米長期金利の上昇が警戒される中、週末、月末が重なってポジション調整の売りが加速し、2月8日以来の2万9000円割れとなった。終始売りが先行して安値引け。前日比1202円26銭安で、2016年6月24日の1286円33銭以来の下げ幅となった。東証1部の売買代金は3兆6000億円と膨らんだことで、一部ではセリングクライマックスとの声も聞かれる。
東証1部の騰落数は、値上がり172銘柄に対し、値下がりが1985銘柄、変わらずが37銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.022%
ユーロ円金先(21年6月限) 100.050 (+0.005)
安値─高値 100.005─100.050
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.022%になった。前営業日(マイナス0.022%)からは横ばい。「地銀の調達意欲は強く、大手行が引き気味という二極化した状況が続いている。週末要因があった一方、月末要因もあり、結果的にレートは横ばいになりそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい。
<円債市場>
国債先物・21年3月限 150.62 (-0.25)
安値─高値 150.38─150.68
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.160% (+0.020)
安値─高値 0.175─0.150%
国債先物中心限月3月限は前営業日比25銭安の150円62銭と大幅続落して取引を終えた。前日の海外市場で米10年物国債利回りが一段と上昇して1.6%台に乗せたことが相場の重しとなった。
10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.160%。取引時間中には0.175%まで上昇する場面もあった。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.01─-0.08
3年物 0.03─-0.06
4年物 0.05─-0.04
5年物 0.08─-0.01
7年物 0.14─0.04
10年物 0.23─0.13
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