• 2021/03/03 掲載

ソフトバンクG出資のグリーンシル、事業の大部分について売却交渉

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン/チューリヒ 2日 ロイター] - ソフトバンクグループが出資する英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルは2日、事業と運用資産の大部分を売却するために交渉を進めていると明らかにした。

発表文で、週内に「国際的な金融機関」と合意がまとまることを望んでいると説明した。

交渉について詳しい関係筋によると、交渉相手は米プライベートエクイティ会社アポロ。アポロはコメントを控えた。グリーンシルからもコメントは得られていない。

グリーンシルは、企業に短期資金を融通して商取引の代金決済の繰り延べを可能するサプライチェーン・ファイナンスという金融事業を展開。ただ、複数の融資先が苦境に陥り、今週に入ってからは同社が提供する投資資産を裏付けとするファンドの凍結や閉鎖が発表され、状況がさらに悪化した。

スイスの資産運用会社GAMホールディングは2日、サプライチェーン・ファイナンスに関する「市場の動向とそれを受けた報道」を理由に、グリーンシルと提携して運用するサプライチェーン・ファイナンス・ファンドを閉鎖すると発表した。

これに先立ち、スイス金融大手クレディ・スイスも1日、グリーンシルが提供する運用資産に投資するサプライチェーン・ファンドを凍結。ファンドの投資対象の価値を正確に評価できない不安があると説明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、グリーンシルは経営再建の可能性を見据えてグラント・ソーントーンをアドバイザーに起用したと報じていた。

しかし、グリーンシルは2日、事業の大部分の売却について合意を目指していると発表。「新たな事業の構造については今後決まることになるが、この合意によってグリーンシルの顧客の大半が今後も現在と同様の資金融通を受けられ、多数の雇用も維持されるよう図られると見込んでいる」とした。

*第5・6段落の脱字を補いました

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます