- 2021/03/09 掲載
日鉄、敵対的TOB成功=東京製綱と取締役選任協議
日本製鉄は9日、東京製綱に対する敵対的TOB(株式公開買い付け)に成功したと発表した。日鉄の株式保有比率は現在の約1割から19.9%に上昇。経営への発言力が高まることになる。今後は新たな取締役の選任などに関し、東京製綱側と協議を行う。
TOBは1月22日から3月8日まで、1株1500円(8日終値1267円)で実施し、日鉄は買い付け上限となる発行済み株式の10%を取得する。新任取締役は東京製綱の社内から選ぶ方針で、取締役会の独立性や多様性の確保についても協議事項に盛り込んだ。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR