- 2021/03/10 掲載
アディダス、売上高急回復を予想 リーボック分離コストが影響へ
2020年第4・四半期決算は売上高(為替変動を除く)が1%増の55億5000万ユーロ(65億9000万ドル)、営業利益は小幅減の2億2500万ユーロ。それぞれ54億7000万ユーロ、2億0200万ユーロのアナリスト予想を上回った。
欧州の店舗は約半数が休業していたが、オンライン販売が43%伸びた。
現在は95%超の店舗が再開している。21年の売上高は10%台半ばから後半の伸びとなり、大中華圏やその他のアジア、中南米では最大30%増を見込んでいる。
継続事業からの純利益は12億5000万─14億5000万ユーロに増加する見通し。
ただ、リーボックを別会社とするコストにより営業利益は約2億5000万ユーロ、純利益は2億ユーロの影響を受けるとしている。
また新戦略の一環として、大中華圏を他のアジアとは別の市場と位置付け、欧州・ロシア・新興国市場を新たに欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域に分類することも発表した。
EMEAの売上高は10%台半ばから後半、北米は1桁台後半の伸びとなる見通し。
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