- 2021/03/10 掲載
京都銀がまちづくりファンド=古民家活用、地域再生
京都銀行は10日、地域再生を支援する「京銀まちづくりファンド」を設立し、京都府宇治市の地域コミュニティー育成事業に出資したと発表した。古民家や空き公共施設などを、店舗や宿泊施設として再活用する事業に投資する。資金総額は、一般財団法人の民間都市開発推進機構との折半出資で計2億円。
京都府の宇治市と舞鶴市、南丹市の一部を投資対象とする。1件当たりの投資額は数百万~数千万円を想定しているという。
第1号案件として、地域コミュニティーの育成事業などに取り組む企業「宇治観光まちづくり」(宇治市)に1000万円を出資した。JR宇治駅近くにあり、酒屋の倉庫・店舗だった築約70年の木造の建物を所有者から借り上げ、地域交流拠点とする。4月にオープンする予定だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕4月に地域交流拠点としてオープンする旧酒屋の建物=京都府宇治市(宇治観光まちづくり提供)
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