- 2021/03/16 掲載
東京株、一時3万円回復=3週間ぶり、米株高を好感
16日午前の東京株式市場は、経済活動正常化への期待で米国株が上昇したことが好感され、買いが優勢となった。日経平均株価は一時、取引時間中では約3週間ぶりに3万円を回復した。
15日に米国では長期金利が低下し、株式市場でハイテク株が値上がりした。東京市場もこの流れを引き継ぎ、半導体関連株や情報通信株が買われ、日経平均を押し上げた。
米国で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み、経済正常化への期待が高まっている。市場関係者は「17日まで開かれる(金融政策を決める)米連邦公開市場委員会(FOMC)後も長期金利が大きく上がらなければ、景気回復や企業業績の上方修正を織り込み、日米株価は上昇していくだろう」(銀行系証券)と話していた。
【時事通信社】
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