- 2021/03/19 掲載
ブリティッシュ・エアウェイズ、本社ビル売却検討
新型コロナウイルスの流行に伴う在宅勤務の導入で、広いオフィススペースを確保する必要がなくなる可能性があるとしている。
本社ビルの売却検討については、フィナンシャル・タイムズ紙(FT)が先に報じた。売却が実現すれば、新型コロナの流行で打撃を受けている同社の財務が改善する可能性もある。
本社ビルは2億ポンド(2億7900万ドル)の費用をかけて1998年に完成した。
一部の英大手企業は、在宅勤務の導入を受けて、すでにオフィス面積を変更している。銀行大手のロイズは3年以内にオフィス面積を20%削減すると表明。HSBCは40%の削減を目指している。
ブリティッシュ・エアウェイズの本社ビルは、ロンドン西部のヒースロー空港に近い場所に位置する。
同社は声明で、多くの従業員が在宅勤務を好んでおり、将来は在宅勤務とオフィス勤務を柔軟に組み合わせる形にする可能性が高いと表明した。
PR
PR
PR