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  • 2025/06/12 掲載

結局「口がうまい人」が出世するのか?「口下手でも無双する人」が徹底する2つのこと

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出世する人は口がうまい──そう感じたことがある人は多いのではないでしょうか? もしくは、口ばかり達者で目立った成果を上げていないのに出世していく──そんな同僚に違和感を覚えた経験はありませんか? どうすれば、話上手でなくても努力をムダにせずに自身の評価を上げていけるでしょうか。本記事では、組織コンサルタントとして多くの管理職を見てきた筆者が、“本当に”出世する人・しない人の決定的な違いを解説します。
執筆:識学 上席コンサルタント 岩澤 雅裕

識学 上席コンサルタント 岩澤 雅裕

一橋大学経済学部を卒業後、金融機関で法人融資業務などを担当。その後、中堅中小企業向けのコンサルティング会社で役員として従事。資金調達や資金繰り支援、事業計画策定支援などを担当。2018年1月に識学に入社し、これまで61社、200名ほどのトレーニングに携わる。

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最後に勝つのは、「口がうまい人」ではない
(Photo/Shutterstock.com)

半分正解で半分間違いなワケ

1ページ目を1分でまとめた動画
 「口がうまい人が出世するか」と聞かれたら、半分は正しく、半分は誤りだと答えます。

 たとえば、曖昧な評価制度しかない会社では、自分の成果を声高に主張したり、上司へのアピールがうまかったりする社員が出世しやすいと言えるかもしれません。その意味において、「口がうまい人が出世する」は正しいです。

 しかし、評価制度が明確で、定量的な成果に基づき評価を下す会社であれば、口のうまさは通用しないでしょう。それに、評価制度が曖昧な会社であっても、立場が上になればなるほど目に見えて分かる成果を求められます。

 それこそ、社長の評価者である顧客や投資家は、社長が自社の取り組みを懸命にアピールしても聞く耳を持たず、常に成果を求めてきます。社長は常にそういう市場相手に戦っているため、自分の部下である役員に対しても同じように成果を求めるはずです。

 したがって、口のうまい人はある程度までは出世できるかもしれませんが、どこかで壁にぶち当たります。そう考えれば、「口がうまい人が出世する」は誤りです。

 あなたが在籍している会社の評価制度が明確であれば何ら問題はありませんが、明確な評価制度が整っていない会社は非常に多いです。そのような会社に在籍しているのであれば、期初の段階で、自分の上司と「いつまでに何をすれば評価がもらえるのか」を確認しましょう。


 ただし、これは非常に難易度が高いです。たいてい、上司も部下をどう評価すれば良いか分かっていないからです。

 いずれにせよ、周囲をうならせる成果を残せば、自然と出世の土俵に乗るはずです。口のうまさを磨く前に、口下手を嘆くより先に、どんな役割を与えられても成果を残せる人材を目指すべきです。

“口下手”を嘆く前に徹底すべき「2つのこと」

 では、常に成果を残せる人にはどのような違いがあるのでしょうか。筆者は大きく2つの要素があると考えています。 【次ページ】結果を出すためには欠かせない「2つのこと」
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