- 2021/03/27 掲載
2月の米物価、1.6%上昇=1年ぶりの伸び
【ワシントン時事】米商務省が26日発表した2月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比1.6%上昇した。伸びは前月(1.4%=改定)から加速し、2020年2月(1.8%)以来1年ぶりの大きさとなった。
食料品とエネルギーを除いたコアの物価指数は1.4%上昇と伸びは前月から0.1ポイント低下した。中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は、新型コロナウイルス危機で昨年の物価が落ち込んだため、今後は目標の2%を上回るとみている。
2月の個人消費は前月比1.0%減。テキサス州などが寒波に見舞われた影響で2カ月ぶりのマイナス。個人所得は7.1%減と、追加のコロナ経済対策に伴う現金給付が前月に集中した反動で大きく落ち込んだ。
【時事通信社】
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