- 2021/03/29 掲載
ソフトバンクG出資の米ウィーワーク、SPACで上場へ
ベンチャーキャピタルのボウ・キャピタル・マネジメントが手掛けるSPAC、BowXと合併することで合意した。上場時の企業評価額は約90億ドルを見込む。
ウィーワークは、共同創業者のアダム・ニューマン氏が最高経営責任者(CEO)だった2019年に上場を目指していたが、事業モデルやニューマン氏の経営スタイルに対する投資家の懸念が強まり、一時は470億ドルとも見込まれていた想定企業価値が落ち込み、上場を取りやめた。
その後、ソフトバンクグループ主導で経営陣を刷新、再建を進めてきた。
ウィーワークはまだ黒字化していない。2020年の利払い・税・償却前損益(EBITDA)は18億ドルの赤字だった。21年も9億ドルの赤字を見込んでいるが、22年は5億ドルの黒字になると予想している。
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