• 2021/03/30 掲載

自動車生産2月、トヨタなど4社が海外増加 スバル半導体不足響く

ロイター

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[東京 30日 ロイター] - 国内自動車メーカー8社が30日発表した2021年2月の世界生産は、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、スズキの4社が前年同月を上回った。

新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きかった前年の反動もあり、海外生産が伸びた。一方、世界的な半導体不足の影響により、SUBARU(スバル)やマツダの世界生産、ホンダの国内生産などが落ち込んだ。

トヨタ(トヨタ車とレクサス車)の世界生産は9.2%増、ホンダは10.2%増、日産は10.6%増、スズキは6.7%増だった。スズキは、インド生産が19.3%伸び、2月として過去最高となった。トヨタの中国生産が約5.8倍と大幅に増え、日産、ホンダの中国生産も増加した。

一方、半導体不足で工場の稼働を一時停止したことが響き、スズキの国内生産が3.0%減、ホンダの国内生産が33.6%減となった。ホンダの北米生産が16.8%減と2カ月連続で前年同月を下回った。半導体不足に加え、新型コロナ、港湾の混雑による物流の混乱、米国南部の大寒波などさまざまなマイナス要因が重なった。

スバルの世界生産は31.7%減だった。半導体の供給不足で生産調整を実施したことから、国内は34.2%減、米国は27.3%減となり、いずれも2カ月連続で前年同月を割り込んだ。

マツダの世界生産は3.9%減。国内は4.9%減、海外は0.8%減だった。同社は半導体不足により、2月の生産で約6000台に影響が及んだとしている。

三菱自動車の世界生産は12.6%減。コロナの影響による海外での減産が響いた。ダイハツ工業の世界生産は5.2%減となった。インドネシアやマレーシアでの生産が減少した。

(白木真紀)

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