- 2021/04/09 掲載
米上院銀行委員長、アルケゴス問題で野村HDなどに説明要請
ブラウン委員長(民主党)は米ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーにも書簡を送付。アルケゴスと取引するようになった経緯を説明するよう要請した。
アルケゴスとの取引に関連しクレディ・スイスは47億ドル、野村ホールディングスは20億ドルの損失を被った。ゴールドマンとモルガンSは損失はないとしている。
ブラウン委員長は書簡で「巨額取引と巨額損失が明るみに出たことで、アルケゴスとの関係のほか、いわゆる『ファミリーオフィス』の扱いを巡る疑問が台頭した」とし、個人資産を運用するファミリーオフィスとの取引開始の経緯のほか、融資額の決定方法などついて説明するよう要請した。
書簡が送付された金融機関からコメントは得られていない。
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