• 2021/04/14 掲載

百貨店4社、大幅赤字=コロナ休業・時短響く―21年2月期

時事通信社

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百貨店4社の2021年2月期決算が14日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う昨年春の臨時休業や、その後の営業時間短縮が業績を直撃。売上高に当たる営業収益が大幅な減収となり、純損益は全社が赤字を計上した。

高島屋は国内百貨店や運営する商業施設が振るわず、連結純損益は339億円の赤字(前期は160億円の黒字)と04年2月期以来17年ぶりの赤字に転落した。J・フロントリテイリングの連結純損益は261億円の赤字(同212億円の黒字)となり、07年に経営統合で同社が発足して以来、初の赤字に陥った。傘下の大丸松坂屋百貨店、パルコともに苦戦したためだ。

そごう・西武は休業や時短による売り上げ減に加え、閉店など構造改革の費用もかさみ、単体の純損益は172億円の赤字を計上した。赤字は2期連続。松屋も昨年春の臨時休業が痛手となり、その後も訪日外国人旅行者の消費がほぼ消失した影響が大きく、連結純損益は44億円の赤字(同8億円の黒字)と10年2月期以来11年ぶりの赤字だった。

22年2月期の連結純損益は、高島屋が不振のアパレルのてこ入れやオンライン事業の強化、J・フロントも新規事業の拡充などにより、黒字転換を見込む。一方、松屋は特に上半期にコロナの影響が強く残るとして、2期連続の赤字を予想。そごう・西武は業績予想の公表を見送った。

【時事通信社】

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