• 2021/05/10 掲載

第一生命、AIで不正予兆把握=金銭不祥事の再発防止―稲垣社長インタビュー

時事通信社

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第一生命保険の稲垣精二社長は9日までにインタビューに応じ、2021年度上半期をめどに、顧客の契約情報を人工知能(AI)で分析する仕組みを導入する考えを明らかにした。大量の契約の中から不正につながる予兆を把握し、営業職員による金銭不正取得問題の再発を防ぐのが狙い。

同社では昨年来、元女性営業職員による計19億円超の不正取得など不祥事が相次いで発覚している。稲垣氏は「金銭関係の不祥事は撲滅する固い決意で取り組む」と強調した。

職員の活動状況や、顧客の契約内容といった膨大なデータをAIで分析。不正の予兆となりかねない情報を把握した場合、社内調査などを行った上で、会社から顧客に直接連絡するなどの対応を行う。運用開始に向け、現在実証実験を重ねているという。

また、20~30代の若年層に向け、全ての手続きがスマートフォン上で行える保険商品を拡充する方針も表明した。子どもの頃からインターネットが身近な「デジタルネーティブ」世代向けに、少額の保険料で加入できる商品を中心に展開する。

稲垣氏は「顧客のニーズに合う商品をデジタル空間で販売する。まずは第一生命のファンになってほしい」と意気込みを示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える第一生命保険の稲垣精二社長=4月23日、東京都千代田区

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