• 2021/06/04 掲載

豪中銀国債買い入れ計画、大手銀の見方分かれる 減額見通しも

ロイター

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[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア4大銀行のうち、ウエストパック銀行とオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が金融緩和政策の「柔軟化」に踏み切るとみている。

他の大手2行は見方を異にしており、最終的にテーパリング(量的緩和の縮小)に至る道筋の不確実性が浮き彫りとなった。

ウエストパックとANZは、RBAが7月6日の金融政策決定会合で、週50億豪ドルのオープンエンドの国債買い入れを発表すると予想。現在の週50億豪ドルの購入ペース継続を予想する一方で、総額にコミットすることは避けるとみている。

これまでは共に、6カ月間に1000億豪ドル規模の買い入れを行うプログラムの第3弾を発表すると予想していた。

ANZとウエストパックのエコノミストは、経済は新型コロナウイルス危機から急速に回復しているものの、インフレ率が依然低迷していることを考慮すると、RBAがテーパリングを開始するのは時期尚早だとの見解を示した。

一方、コモンウェルス銀行(CBA) はRBAが買い入れ規模を500億豪ドルに半減させるとみており、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は750億豪ドルへの減額を予想している。

4行とも、RBAが3年物国債利回りの誘導目標を0.1%としている政策を2024年4月以降も続ける可能性はないとしている。

RBAのロウ総裁は、7月の決定会合後に異例の記者会見を行う予定。ウエストパックは、この会見はRBAが依然としてバランスシートの拡大に積極的であることを投資家に確信させるために設定された可能性があると指摘している。

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