- 2021/07/01 掲載
百貨店大手の6月売上高、3社がプラス=高級ブランド堅調
三越伊勢丹ホールディングスなど百貨店大手4社が1日発表した6月の既存店売上高(速報)は、そごう・西武を除く3社で前年同月比約2~3%増加した。高級ブランドや宝飾品の販売堅調が全体を押し上げた。
大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングが3.0%増、高島屋が2.6%増、三越伊勢丹が1.8%増とそれぞれ増収を確保した。高級ブランドや宝飾品については「富裕層以外にも人気」(高島屋)で、購買層が広がっているという。そごう・西武は1.7%減だった。
ただ、4社とも新型コロナウイルス感染拡大前に比べると苦戦を強いられており、2019年6月との比較では1~3割落ち込んでいる。
【時事通信社】
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