• 2021/08/05 掲載

スズキの今期営業益予想12.6%減、原材料高や電動化投資で

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[東京 5日 ロイター] - スズキは5日、2022年3月期(今期)の連結業績予想を公表し、営業利益が前期比12.6%減の1700億円になる見通しと発表した。原材料価格の高騰や研究開発費の増加が響く。

会社予想は、事前の市場予想(IBESがまとめたアナリスト17人による予想平均値)2336億円を下回る。

5月の決算発表時は、主力市場のインドでの新型コロナウイルスの感染拡大が深刻で、合理的な算出が困難として今期業績予想の公表を見送っていた。

電動化を中心とした研究開発を進めるため、今期の研究開発費は1900億円と前期から438億円膨らむ。原材料価格の高騰でも営業利益を約900億円押し下げる。

今期の売上高は同7.0%増の3兆4000億円、純利益は2.4%増の1500億円を見込む。

今期の前提為替レートは1インドルピー=1.47円(前期は1.44円)、1ドル=108円(同106円)、1ユーロ=129円(同124円)など。

四輪の世界販売計画は5.4%増の271万1000台。半導体不足の見通しが不透明で、生産への影響は期末まで続く前提にした。インドの四輪販売は11%増を見込む。

二輪の世界販売計画は6.6%増の163万6000台。インドやフィリピンなどで増える見込み。

<4─6月期の営業利益は約41倍>

同時に発表した21年4─6月期の連結決算によると、営業利益は前年同期に比べ約41倍の544億円だった。販売増加や在庫車の販売促進、為替差益などが寄与した。

売上高は8453億円で、コロナの影響が深刻だった前年同期から約98%伸びた。純利益は約48倍の847億円。前年同期に計上したコロナ関連損失の反動のほか、工場跡地の売却益も利益を押し上げた。

世界販売は、四輪が約2.3倍の62万4000台、二輪が32.3%増の36万3000台だった。

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