鴻海精密工業、第2四半期は予想上回る30％増益　スマホなど好調

［台北　１２日　ロイター］ - 台湾の電子製品受託生産大手、鴻海精密工業（フォックスコン）が１２日発表した第２・四半期（４─６月）決算は、米アップルなどの顧客の需要が旺盛で、予想を上回る利益を計上した。

純利益は２９７億７９００万台湾ドル（１０億７０００万米ドル）で前年比３０％増加。リフィニティブがまとめたコンセンサス予想（２５９億８０００万台湾ドル）を上回った。

売上高は前年比２０％増の１兆３５００億台湾ドル。鴻海は５月、ｉＰｈｏｎｅなど消費者向け電子デバイスの需要が好調で第２・四半期の売上高が１５％増加すると予想していた。

鴻海は第３・四半期売上高を３─１５％増加と予想。消費者向け電子デバイスの売上高は１５％以上の増加を予想した。