- 2021/08/19 掲載
カナダCPI、7月は前年比3.7%上昇 11年以来大幅プラス
6月は3.1%上昇していた。
BMOキャピタル・マーケッツのチーフエコノミスト、ダグ・ポーター氏は「やっと一息つけると思った途端、物価の急上昇がまだ続いていることを示すCPI統計となった」と指摘。「7月の数字は予想よりはるかに大きかった」とした。
調査対象の主要8品目中、7月の価格上昇ペースが前年比で加速したのは6品目。家賃の値上がりが全体をけん引した。住宅価格に関係する指数は1987年以来の大幅な伸びだった。
中銀が景気の伸び悩みを判断する際に最も重視するCPIコモンは1.7%上昇。市場予想の1.8%上昇を下回った。CPI中央値は2.6%上昇。CPIトリム値は3.1%上昇と、1991年以来の高水準だった。
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