- 2021/08/19 掲載
米国株式市場=ダウ382ドル安、FOMC議事要旨受け
[18日 ロイター] - 米国株式市場は続落し、ダウ工業株30種は382ドル安、S&P総合500種は1%超下落して取引を終えた。午後発表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、量的緩和策を縮小する際の雇用面での条件が年内にも達成される可能性が示された。
取引終盤にかけて下げが加速し、S&P500は2日前に付けた終値での最高値から約1.8%下落した。同指数が1日で1%超下落するのは7月19日以来。
S&P500の大半のセクターがマイナス圏で引け、エネルギーは2.4%安、ヘルスケアは1.5%安となった。
米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月27─28日のFOMC議事要旨では、「数人の参加者」が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による痛手から労働市場を回復させるために金融政策による支援はなお必要と主張した一方、「少数の参加者」はFRBの政策が貢献する余地はほとんど残っていないとの認識を示した。
チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「議事要旨には、量的緩和縮小が近く始まるという見方を打ち消す内容はなかった」と述べた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 34960.69 -382.59 -1.08 35310.20 35356.80 34943.41
前営業日終値 35343.28
ナスダック総合 14525.91 -130.27 -0.89 14636.24 14697.25 14516.30
前営業日終値 14656.18
S&P総合500種 4400.27 -47.81 -1.07 4440.94 4454.32 4397.59
前営業日終値 4448.08
ダウ輸送株20種 14704.26 -120.88 -0.82
ダウ公共株15種 937.17 -6.75 -0.71
フィラデルフィア半導体 3208.83 -47.99 -1.47
VIX指数 21.57 +3.66 +20.44
S&P一般消費財 1408.08 +2.05 +0.15
S&P素材 527.14 -6.04 -1.13
S&P工業 870.92 -9.69 -1.10
S&P主要消費財 745.38 -9.62 -1.27
S&P金融 626.50 -7.35 -1.16
S&P不動産 289.67 -3.17 -1.08
S&Pエネルギー 352.34 -8.66 -2.40
S&Pヘルスケア 1569.02 -23.30 -1.46
S&P通信サービス 273.35 -1.97 -0.72
S&P情報技術 2671.14 -37.61 -1.39
S&P公益事業 348.45 -1.64 -0.47
NYSE出来高 8.42億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 27425 - 175 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 27415 - 185 大阪比
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