米シスコ、5─7月期売上高は予想上回る　ハイブリッド勤務需要で

［１８日　ロイター］ - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズが１８日に発表した第４・四半期（５─７月）決算は売上高が市場予想をやや上回った。リモートワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッド勤務が広がる中、サイバーセキュリティー関連やビデオ会議関連製品の需要が増えた。

ただ、引け後の時間外取引で株価は２．２％下落した。

新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、シスコはビデオ会議システムの「ウェブエックス」やＶＰＮの「AnyConnect」、サイバーセキュリティー製品の需要増に対応するため、クラウドサービスへの投資を増やしてきた。

５─７月期の売上高は８％増の１３１億ドル。リフィニティブのＩＢＥＳデータに基づく市場予想の１３０億３０００万ドルをやや上回った。

純利益は３０億ドル、１株当たり０．７１ドル。前年同期の２６億ドル、同０．６２ドルから増加した。