マツダ、8月に海外2工場を一時停止 　半導体不足の影響で

［東京　２０日　ロイター］ - マツダは２０日、半導体の世界的な供給不足の影響で、８月に海外２工場を一時停止する計画を明らかにした。両工場ともすでに数日間止めており、タイ工場は計約１０日間、メキシコ工場は計約９日間それぞれ停止する。

同社は８月の減産規模について明らかにしていない。広報担当者によると、もともと想定していた通期の影響台数に「織り込まれている」という。

マツダは５月の決算発表時、２０２２年３月期通期の半導体不足による生産への影響を約１０万台と想定し、在庫を最大限活用しながら約７万台に抑えていく方針を示していた。