米予算決議案、規模縮小し9月末までの投票で調整＝下院議運トップ

［ワシントン　２４日　ロイター］ - バイデン米政権が成立を目指す３兆５０００億ドルの予算決議案を巡って、与党民主党内で急進左派と中道派の対立が深まる中、下院議事運営委員会のマクガバン委員長（民主党）は、規模を縮小した上で９月下旬までに投票を行う方向で調整しているという認識を示した。

下院民主党は２４日未明、予算決議案の採決を延期。ペロシ下院議長らが決議案の早期承認を求めたのに対し、党内の穏健派は、まず上院で可決された１兆ドル規模の超党派インフラ投資法案を先に採決すべきだと主張した。

民主党のニール議員は、対立が表面化したことで、双方の交渉はより複雑になっていると述べた。