- 2021/08/26 掲載
アグレックス、「Toolbox EDI Service」に「AnserDATAPORT」への接続メニューを追加
「Toolbox」はIBM i(AS/400)をもっと便利に活用するための機能をシリーズ化したサーバ運用管理ツールです。クラウド型EDIサービス「Toolbox EDI Service」は、企業間で発生する受発注、出荷、返品、請求、支払などのデータ交換をワンストップで提供しています。
「AnserDATAPORT」は、閉域IP網(Connecure(R)(※2))を利用して企業と金融機関のデータ伝送を安全に行うサービスです。EB(エレクトロニックバンキング)・FB(ファームバンキング)の後継サービスとして多くの金融機関で採用されており、総合振込、給与振込、賞与振込、口座振替などの決済データに加え、企業と金融機関で取り決めた任意のデータを伝送することができます。
この度、クラウド型EDIサービス「Toolbox EDI Service」に、「AnserDATAPORT」への接続メニューを追加したことで、お客様は自身で閉域IP網(Connecure)を敷設することなく、金融機関とのセキュアなデータ交換が可能となります。
また、企業の受発注や決済などではINSネット(ISDN)や電話網を用いたEDIが使われており、電話網のIP化による取引・プロジェクト遅延や取引先間の問題発生リスクなど、影響が懸念されています。本接続メニューを通じて、INSネットや電話網を利用したレガシーEDIからインターネットEDIに移行することにより、EDI2024年問題を解決することができます。
アグレックスは、EDI環境の変化に柔軟に対応するため「Toolboxシリーズ」のEDI製品/サービスのラインナップを拡充し、EDI2024年問題の解決に向けてIBM i(AS/400)を利用するお客様のインターネットEDIへの移行を強力に支援します。アグレックスは、2023年までに「Toolboxシリーズ」のEDI製品/サービスを250件導入することを目指します。
※1 EDI2024年問題:2024年1月予定のNTT東西によるINSネット(ISDN)ディジタル通信モードの提供終了および電話網のIP化に伴い、既存のレガシーEDIが従来通り使用できなくなること。
詳細はNTT東日本ホームページをご参照ください。( https://web116.jp/2024ikou/)
※2 Connecure:NTTデータが提供する、企業向けに複数のサービスセンタを利用でき、金融機関取引にも対応した高い信頼性のあるネットワークのこと。
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