英自動車生産、7月は1950年代以降で最低　半導体不足など影響

［ロンドン　２６日　ロイター］ - 英自動車工業会（ＳＭＭＴ）が２６日発表した７月の自動車生産台数は前年比３７．６％減の５万３４３８台で、７月としては１９５６年以来、最低となった。世界的な半導体不足や、新型コロナウイルスの自主隔離ルールによる人手不足が影響した。

英国では新型コロナの公式接触追跡アプリで感染者と接触したという通知を受けると自主隔離しなければならない規定があり、その影響で自主隔離する工場従業員が大量に出た。規定はその後緩和された。

ＳＭＭＴのマイク・ホーズ会長はえ、自主隔離ルールの影響は、ルール変更で緩和する見通しだが、世界的な半導体不足は解消する兆しがほとんど見えないと述べた。