東京マーケット・サマリー（27日）

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後5時現在 110.09/11 1.1760/64 129.48/52

NY午後5時 110.07/10 1.1750/54 129.36/40

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点とほぼ同水準の１１０円前半。日本時間今夜のジャクソンホール会議を控えた調整売りに押された。東京市場の午後には、アフガニスタン情勢の緊迫化が欧州勢に改めて意識され、幅広い通貨に対してリスク回避の円買いの動きが散見された。ただ、下値にも限度があり、その後のドル／円は下げ渋って推移している。

＜株式市場＞

終値 前日比 寄り付き 安値／高値

日経平均 27641.14 -101.15 27581.24 27481.23─27670.66

ＴＯＰＩＸ 1928.77 -6.58 1926.08 1919.50─1930.12

東証出来高(万株) 86985 東証売買代金(億円) 21135.31

東京株式市場で日経平均は反落した。米年次経済シンポジウム（ジャクソンホール会議）を控えた週末とあって模様眺めムードが強く、弱いもちあいに終始した。海運株の堅調が目立ったものの物色面でも動意づくセクターが少なく、全体的に商いも細っている。

東証１部の騰落数は、値上がり８８０銘柄に対し、値下がりが１１７５銘柄、変わらずが１３４銘柄だった。

＜短期金融市場＞　

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.037

ユーロ円金先（21年12月限） ──

3カ月物ＴＢ -0.120 (+0.004)

安値─高値 -0.120─-0.120

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス０．０３７％になった。前営業日（マイナス０．０３７％）から横ばい。「横ばい圏だが、週末でやや調達側が強かった」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は閑散。

＜円債市場＞　

国債先物・21年9月限 152.12 (-0.09)

安値─高値 152.09─152.17

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.020％ (+0.005)

安値─高値 0.025─0.020％

国債先物中心限月９月限は前営業日比９銭安の１５２円１２銭と続落して取引を終えた。売りが先行したが、イベントを控え売り一巡後は様子見ムードが強くなった。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比０．５ｂｐ上昇の０．０２０％。

＜スワップ市場・気配＞　

2年物 0.03─-0.06

3年物 0.03─-0.06

4年物 0.03─-0.07

5年物 0.03─-0.06

7年物 0.05─-0.05

10年物 0.10─0.00