- 2021/09/01 掲載
大日本印刷、スマホアプリを活用したスポーツ体験コンテンツを開発
DNPは2019年7月より、「スマートフェンシング」のサービスを多くの企業や自治体に提供してきました。今回開発した「ワイヤレス版」は、従来のようにジャケット・剣・審判機・電源をコードで接続する必要がなく、利用者は柔軟性のある専用の剣と導電性のあるジャケット、スマートフォン用のアプリを使ってフェンシングを疑似体験することができます。
DNPは、ロンドン2012オリンピックのフェンシング 男子フルーレ団体・銀メダリストの三宅諒選手をスペシャルアンバサダーに迎えて、スポーツイベント向けに「スマートフェンシング」(*)を提供していきます。
*スマートフェンシングについて: https://www.dnp.co.jp/news/detail/1192642_1587.html
※参考画像(1)は添付の関連資料を参照
■「スマートフェンシング」とワイヤレス版について
・「スマートフェンシング」は、柔軟な剣を使用するため、年齢や経験等に関係なく簡単かつ安全に利用できるサービスです。
・パラスポーツである「車いすフェンシング」の疑似体験用にも使用でき、複数の対戦も可能です。
・従来のサービスでは、ジャケットや剣と審判機を専用のコードでつなぐ必要があり、利用可能な場所が限られていました。「ワイヤレス版」は剣に通信機器とセンサーを内蔵し、導電性のあるジャケットに剣の先端が当たるとスマートフォンのアプリが認識して得点が入る仕組みとなっており、審判機や各種コード、電源が不要となります。電源(コンセント)のない屋外など、より多様な場所で体験できます。
・セッティングがシンプルなため、イベント時などの運営も容易です。
・スマートフォンのアプリの画面をモニターやプロジェクターで映すことで、多くの人が同時に試合を観戦するイベントや大会などでも活用できます。
・スマートフォンのアプリで流れる音声(開始時や得点時の電子音)の変更が可能で、参加者や声優などの声を登録してエンターテインメント向けのイベントなどで活用できます。
・「スマートフェンシング」では、簡単にアルコール消毒が可能なゴーグルを使用します。また、コードの接続がないワイヤレス版で使用するジャケットは、水洗いが可能です。身に付ける道具の消毒が容易にできるため感染対策をとりやすく、コロナ禍で感染防止の徹底や衛生面の配慮が求められるなかでも、多くの生活者に安全にフェンシング体験を楽しんでいただくことができます。
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