英スポーツ車のロータス、中国でショールーム最大70店舗開設へ

［北京　７日　ロイター］ - 英スポーツ車メーカーのロータスは、２０２４年までに中国でショールームを最大７０店舗開設するほか、ライバルのポルシェに対抗するため武漢の新工場で来年に生産を開始する。

馮ケイ峰最高経営責任者（ＣＥＯ）が７日、ロイターとの電話インタビューで明らかにした。

ロータスは中国の吉利（ジーリー）とマレーシアのエチカ・オートモーティブが保有している。

馮ＣＥＯによると、ロータスは武漢工場での生産を来年開始し、２０００台前後のコンパクトスポーツ多目的車（ＳＵＶ）を生産する。２０２３年には２万台のフル生産になるとした。

ショールームについては来年、まず北京や上海といった主要都市を対象に２０店舗以上をオープン、２３年と２４年に店舗網を拡大し、国内で５０─７０店舗体制にするという。

また、ロータスによると、武漢の技術部門は最近、中国の電気自動車（ＥＶ）メーカー、上海蔚来汽車（ＮＩＯ）のＣＥＯが創設した投資会社から出資を受け入れた。額は非公表。同技術部門の評価額は１５０億元（２３億２０００万ドル）。