- 2021/09/14 掲載
米J&J、エボラワクチン治験で大人と子供の抗体反応を確認
2回の接種後も被験者が十分耐えられる程度の副反応しか出ず、2回目の接種から21日後の時点で全被験者の98%に、エボラウイルスのザイール株に対する抗体反応が確認されたという。査読済みの治験データは医学誌ランセット・インフェクシャス・ディジーズに掲載された。
大人は2回の接種後、少なくとも2年間は免疫反応が出ることが確認された。
J&Jはまた、安全性について懸念材料はなかったとした。
同社の最高科学責任者、ポール・ストッフェルス氏は、エボラ出血熱の感染拡大を防ぐため、感染リスクがある人々に同社のワクチンを予防的に投与する必要性がデータで裏付けられたと述べた。
世界保健機構(WHO)は先月、西アフリカが新型コロナウイルス感染症に加え、マールブルグ出血熱やエボラ出血熱の新たな流行に直面しており、地域のぜい弱な医療体制が極度に圧迫される恐れがあると警告した。
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