- 2021/09/14 掲載
ダイハツ、稼働停止追加で減産5万台に ベトナム感染拡大で部品不足
今回の追加減産分は約1万台で、8月20日、9月6日の公表分を含めた稼働停止による減産規模は計約5万台に及ぶ。
本社工場(大阪府池田市)で20日─29日までの8稼働日、子会社であるダイハツ九州の大分第2工場(大分県中津市)で17日─20日と27日─30日の6稼働日の操業を新たに取りやめる。8月下旬から9月にかけての公表分を合わせた停止日数は、本社工場が計23日間、大分第2工場が計16日間となる。
本社工場では、トヨタの「ルーミー」や「パッソ」、ダイハツの「トール」や「ブーン」などの生産を手掛け、大分第2工場ではダイハツの軽自動車「ミライース」などを生産している。
このほか、ダイハツの8月下旬から9月にかけての公表済み稼働停止拠点は、滋賀第2工場(滋賀県竜王町)で計17日間、京都工場(京都府大山崎町)で計3日間となっている。
ベトナムでは感染拡大が収まらず、外出規制が長期化。トヨタも今月10日、ベトナムとマレーシアでの感染拡大に伴う部品供給不足を背景に、9月と10月を合わせた世界生産を8月時点の計画から約40万台さらに減らすと発表。2022年3月期通期の世界生産計画も従来の930万台から900万台へ下方修正している。
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