- 2021/09/15 掲載
英市場、企業の資本調達で魅力的な場所にすべき=スナク財務相
スナク氏はロンドンで開催されたテクノロジー関連会議での講演で、プライベートエクイティ(PE)など海外投資家の英国企業への関心は、投資家の経済全般に対する見方を反映しているが、規制当局は一部の買収案件が英国の長期的利益につながるかどうかを確認する必要があると述べた。
英当局はこれまで海外投資家による英企業買収に比較的寛容な姿勢を示していた。ただ、2016年にソフトバンクグループが半導体設計大手アームを買収したことで懸念が高まり、規制当局は現在、米半導体大手エヌビディアによるアーム買収を問題視している。
スナク氏は、アームが英国で独立した企業として上場することが望ましいかとの質問に、規制上の手続きを進めているため具体的にコメントはできないと述べた。
その上で記者団に対して「アームであろうと他企業であろうと、(英国を)企業が資本を調達するのに非常に魅力的な場所にしたいと考えている」と語った。
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