- 2021/09/27 掲載
コロナ対応「引き続き重要」=企業の資金繰り支援―黒田日銀総裁
黒田東彦日銀総裁は27日、オンライン形式で行われた大阪経済4団体との懇談会で講演した。黒田総裁は、新型コロナウイルスの変異株の流行を受け「感染症への対応が引き続き重要だ」と指摘。来年3月まで延長した日銀のコロナ対応策で「企業の資金繰りをしっかりと支えていく」と語った。
黒田総裁はコロナ禍で「経済の足取りが重くなっているのは事実」としながらも「持ち直しのメカニズムは途切れていない」と分析。先行きについては、感染症の影響が和らいで「経済の回復傾向は明確になっていく」との見通しを示した。
【時事通信社】
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