- 2021/09/28 掲載
独GfK消費者信頼感指数、10月は0.3 1年半ぶり高水準
ロイターがまとめた市場予想のマイナス1.6を上回った。前月改定値はマイナス1.1だった。
家計部門がドイツ経済の回復を引き続き下支えしていることが浮き彫りとなった。調査は約2000人を対象に実施した。
景気と所得の見通しが大幅に改善したほか、購買性向も小幅に上昇した。新型コロナウイルスの感染減少を受けて、感染第4波が懸念されていたほど拡大しないとの楽観的な見方が広がった。
GfKの研究員ロルフ・ビュルクル氏は「多くの消費者が、行動制限措置をさらに緩和する余地があると再び予想するようになった」と指摘。
消費者信頼感は新型コロナ流行前の水準近くまで回復したが、基本的なトレンドが変化したと判断するのは時期尚早との認識も示し、 「まず冬季の感染状況を見極め、新たな行動制限措置が必要になるかを判断する必要がある」と述べた。
第2・四半期のドイツ経済は、個人消費を背景に1.6%拡大した。
OCT 2021 SEPT 2021 OCT 2020
Consumer climate 0.3 -1.1 -1.7
Consumer climate components SEPT 2021 AUG 2021 SEPT 2020
- willingness to buy 13.4 10.3 38.4
- income expectations 37.4 30.5 16.1
- business cycle expectations 48.5 40.8 24.1
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