- 2021/10/04 掲載
米国との貿易協定、「最重要ではない」=トラス英外相
欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う2016年の国民投票で、推進派は米国との貿易協定をブレグジットの大きな利点の一つと主張していた。ただ、その後米大統領に就任したバイデン氏は、通商政策について幅広い見直しを行っており、米英の貿易協定が早期にまとまる可能性は後退している。
トラス外相は、与党保守党の年次会合の合間に開かれたイベントで、米国との通商合意の可能性について聞かれると「最重要との考えには同意しない」と表明。
「英国との取引を望んでいる国は多い。交渉中の貿易協定も数多くある」と語った。
国際貿易相を務めたトラス氏は先月、外相に指名された。就任後、既に米国とメキシコを訪問している。
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