- 2021/10/04 掲載
岸田首相を午後選出へ、近く総選挙 年内に経済対策
首相の交代は昨年9月以来、約1年ぶり。
岸田氏は自民党新総裁に選出後の会見で「幅広い国民の所得を引き上げる」と述べ、格差是正のための分配政策を重視する考えを示している。コロナ対応に加えて、数十兆円規模の経済対策を年内に策定する。
一方で、今月21日に衆議院議員の任期を迎えるため、衆議院選挙が11月までに行われる見通し。NHKは岸田氏が10月19日公示・31日投開票とする意向を固めたと報じている。
国内メディアによると、新内閣の経済閣僚は財務相に鈴木俊一元総務会長、新設の経済安全保障担当相に小林鷹之元防衛政務官、経済再生相に山際大志郎元経産副大臣、経産相に萩生田光一文科相が内定した。
新型コロナウイルス対策を担当する閣僚は、山際氏の他、厚生労働相に後藤茂之政調会長代理、ワクチン担当相に衆院当選3回の堀内詔子環境副大臣が起用される見通し。
当選3回の小林氏、堀内氏、デジタル担当相に内定したと報じられている牧島かれん衆院議員ら若手を起用する一方で、最大派閥である細田派から4人、竹下派から4人、麻生派から3人と、派閥の意向も配慮したとみられる。
閣僚20人のうち13人が初入閣。茂木敏光外相、岸信夫防衛相は留任となる見通し。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR