- 2021/10/12 掲載
豪ウエストパック、4─9月期は一時費用9.6億米ドル計上へ
証券取引所への届け出によると、同行はエネルギー取引から撤退した法人・機関向け銀行部門ウエストパック・インスティテューショナル・バンク(WIB)の事業価値を10億豪ドル近く引き下げた。
このほかに計上した一時費用には、誤請求した手数料の顧客への返金費用や生命保険部門の売却に関連した費用2億6700万豪ドルなどが含まれる。
ウエストパック銀は、低金利環境の継続、金融市場からの収益低迷、コンプライアンス関連の費用増加が中期的に見込まれることがWIBの利益見通しに影響を与えたと説明した。
同行は11月1日に通期決算を発表予定。
一時費用計上の発表前にリフィニティブがまとめたアナリスト予想では、通期の現金利益は前年の3倍近い65億豪ドルと予想されていた。
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