- 2021/10/19 掲載
米住宅建設業者指数、10月の上昇幅は20年11月以降で最大
住宅建設業者指数は50が改善と悪化の分岐点となる。
NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「大半の住宅購入者にとって値ごろ感に関するハードルが高く、建設業者は懸念を強めている」と述べた。
現況の一戸建て販売指数は5ポイント上昇の87と6月以来の高水準。向こう6カ月間の住宅販売予測指数は3ポイント上昇の84と昨年12月以来の高水準だった。また、潜在的な住宅購入者の見方を示す指数も4ポイント上昇の65。上昇幅は2月以降で最大だった。
ディーツ氏は、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を開始すれば今後数カ月で金利の上昇が見込まれるため、値ごろ感が薄れる可能性があるとした。
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