- 2021/10/28 掲載
JR東日本、2年連続の赤字に=コロナ禍で通期予想修正
JR東日本は28日、2022年3月期の連結純損益が1600億円の赤字(前期は5779億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来は360億円の黒字を見込んでいたが、一転して2年連続の赤字となる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の延長などで鉄道利用の回復が遅れたことが響いた。
足元では感染者数の急減で利用者も徐々に増加しつつあるが、伊藤敦子常務は「需要の戻りに半年程度のずれが生じている」と説明。在宅勤務の普及で定期券収入が低迷しているという。下半期には一定の黒字を確保できそうだが、上半期の損失をカバーできない形だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕JR東日本のロゴマーク
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