- 2021/11/05 掲載
日本生命、中小退職金制度でまた不正=新たに6550万円
日本生命保険は5日、中小企業向けの退職金共済制度をめぐり、同社職員が虚偽の加入申し込みを事業者に働き掛けていた問題で、新たな不正が判明したと公表した。不正な契約に基づき、852人に計約6550万円の退職金が支給されていたという。同様の不正が発覚するのは2014、20年に続き3度目で、日本生命は全額を勤労者退職金共済機構に賠償する。
日本生命によると、60代の男性元営業部長が営業成績を水増しするため、職員61人に不適切な契約を締結するよう指示していた。勤務や事業実態のない事業者と契約が締結され、退職金が不正に支給されたという。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本生命保険の看板
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