• 2021/11/10 掲載

英経済、成長停滞の恐れ 高インフレ警戒=シンクタンク

ロイター

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[ロンドン 9日 ロイター] - 英シンクタンクの国立経済社会研究所(NIESR)は9日、根強いサプライチェーン(供給網)のボトルネックと英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に伴う逆風により、英経済が今後数年間にわたり停滞し、高インフレが持続する恐れがあると警告した。

NIESRによると、インフレ率は来年に約5%に達する見込み。英国の経済成長率は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復で2021年に6.9%、22年に4.7%に達した後、23年には1.7%、24年には1.3%にとどまるという。

NIESRのディレクター、ジャジット・チャーダ氏は「英国は経済の停滞に直面するかもしれない」と指摘。「英国が直面している短期的な供給上の問題が続き、ブレグジットによって悪化する可能性が高い」とした。

また、EUからの移民が減少していること、ブレグジットがなかった場合に比べ設備投資が減少することなども、将来の成長と生産性を制限するとした。

NIESRは「今後数カ月は英経済に成長の停滞、インフレ高進、所得格差の拡大がもたらされる可能性が高い」とした。

また、EUとの貿易摩擦はサプライチェーンの問題を悪化させ、ポンド安につながり、インフレを押し上げ、高インフレが定着する可能性を高めるとした。

イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策に関しては、2022年第2・四半期に政策金利を0.5%に引き上げると予想した。

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