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  • 2021/11/10

ソフトバンク、完全仮想化されたプライベート5Gの商用化に向け研究施設を開設

ソフトバンク

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 ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、5G(第5世代移動通信システム)の仮想化無線ネットワークであるvRAN(virtualized Radio Access Network)およびMEC(Multi-access Edge Computing)が融合した環境で、AI(人工知能)技術を含むさまざまなソリューションの実証やビジネス領域への技術応用を行うことができる研究施設「AI-on-5G Lab.(エーアイ・オン・ファイブジー・ラボ)」を、2022年にソフトバンク社内に開設することをNVIDIAと合意しました。ソフトバンクは、「AI-on-5G Lab.」でのさまざまな実証を通して、エンド・ツー・エンド(E2E)のプライベート5G向けソリューションの開発や、完全仮想化されたプライベート5Gの商用化を推進します。

 AI技術は、画像認識による物体の検知や音声認識・翻訳だけでなく、ネットワークの最適化や運用の自動化などに幅広く適用されています。また、vRANをはじめとした移動体通信を支えるネットワーク装置の汎用コンピューターによる仮想化の普及が期待されています。AI技術およびvRANは、いずれもNVIDIAのGPU(Graphic Processing Unit)によって効率的に処理することができるソフトウエアとなります。

 ソフトバンクは、2018年からNVIDIAが提供するGPUを活用したvRANや、MECによるエッジコンピューティング処理を高く評価し、NVIDIAと共同で「GPUの映像レンダリングによるGeForce NOWの日本における商用化」(https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190919_01/)(2019年)、「vRANのアクセラレータ性能評価」(https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201029_01/)(2020年)、「AIエンジン"Maxine"による超解像の実証」(https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210414_01/)(2021年)などの検証を行ってきました。これらの検証を踏まえて、vRANが普及することのメリットは、通信機器を汎用サーバー上にソフトウエアで構成することによるコストダウンだけでなく、通信以外のさまざまなアプリケーションを構成する役割を同時に提供できることであると分かりました。例えばプライベート5Gを導入している工場などでは、通信をほとんど行っていない夜間帯に、MECに集積された情報をAI学習するためのコンピューティング資源として活用することで、工場の生産性向上を図ることができるようになるというメリットがあります。

 「AI-on-5G Lab.」では、GPUによるvRANとMECの両機能を統合したさまざまな検証が可能になります。「AI-on-5G Lab.」は、ソフトバンクが提供するプライベート5G上に、NVIDIAが提供するハードウエアと基地局の仮想化およびAI処理のミドルウエア、ネットワークソフトウエアプロバイダーのMavenirが提供する仮想化された無線信号処理ソフトウエアおよびコアネットワークのソフトウエア、Foxconn Technology Groupが提供する物理的アンテナという構成で、プライベート5Gの通信に必要なソフトウエアとAIのMECアプリが融合された完全仮想化プラットフォームとなっています。また、「AI-on-5G Lab.」では、ラボ内での検証だけでなく、プライベート5Gのユースケースの商用化に向けた検証なども行う予定です。

 ソフトバンクは、2021年7月に「6Gに向けた12の挑戦」を公開しました。12の挑戦の一つである「AIのネットワーク」の開発検証を行う場としても「AI-on-5G Lab.」を活用していきます。「AIのネットワーク」は、ネットワークのあらゆる場所にAIのワークロードを配置することにより、ネットワークとAIリソースの同時活用を可能にするというコンセプトです。これにより、アプリケーションのニーズに合ったネットワークの自由な構成や、AI技術によるネットワークの最適化と運用の自動化を実現します。

・SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。

・その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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