- 2025/12/25 掲載
【神機能】ChatGPT「コネクター」が時短すぎる…“コピペ往復”の毎日、今日卒業です
連載:きょうから使える生成AI仕事術
X(旧 Twitter)@SuguruKun_ai では8万人超のフォロワーを持つ“ChatGPT ガチ勢”として知られる。2024年にAI研修・受託開発に特化した Uravation を創業し、上場企業や自治体への生成系AI導入支援・研修を提供。独自プロダクトとして話しかけるだけでスライド資料を自動生成する「SUGUKURU AI」をリリース。執筆・講演・メディア連載などでも活躍中。
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株式会社Uravation 公式サイト
便利すぎ…ツールの“行ったり来たり”、今日卒業です
「AIはすごいけれど、ツール間を行ったり来たりするのが大変……」この手間をなくすのが、ChatGPTの「つなぎ役(コネクター)」です。Gmail、Google カレンダー、Notionといったツールに、ChatGPTが「許可された範囲でアクセス」できるようになります。
これにより、長いメールの要約、返信の下書き作成、会議の招待状の準備、タスクの自動登録までを、1つの流れで進められます。
ただし、「勝手に送ってしまう」のは危険なので、すべての作業を「下書き作成でストップ」させるのが鉄則です。まずは少しだけつないでみて、その効果を体感しましょう。
【神機能】ChatGPTの「コネクター」とは?
コネクターとは、ChatGPTが「あなたの許可を得て」他のサービス(GmailやNotionなど)にアクセスし、情報を「読んだり、下書きを作ったり」する仕組みです。チームで使うための安全の合言葉
- 最小限の許可
必要な範囲のデータだけを見られるようにする。 - 範囲を限定
すべてのメールではなく、特定のラベルのメールだけを見せる。 - 記録を残す
誰が、いつ、何を操作したかの記録(ログ)を残す。
この仕組みは、過去に解説した「情報を取り出してまとめるワザ」や「秘書のように下書きを先に用意するワザ」の発展形であり、「自動で動くお手伝い(エージェント)」の最初のステップにあたります。
【準備】始め方は超簡単「3ステップ」
■ステップ1:つなぐ作業- ChatGPTの設定画面から、連携したいアプリを選択します。まずは、Gmail、Google カレンダー、Notionを順番につないでみましょう。
- このとき、ChatGPTが「どの範囲まで作業できるか(権限)」を必ず確認してください。
■ステップ2:共有の場所を用意する
- 個人だけで使う場所(個人的なラベルやカレンダーなど)だけだと、後で困ります。
- 「共有ラベル(Gmail)」「公開カレンダー」「チームの作業スペース(Notion)」など、みんなで使える場所をあらかじめ用意しておきましょう。
■ステップ3:安全に試す
- 最初は、情報を「読み取る」作業(検索→要約→下書き作成)を中心に試します。
- 問題がなければ、次に「書き込み」の許可(タスクの登録など)を段階的に増やしていきます。
準備はこれで完了です。あとは試すだけ──ツールを行き来する毎日が今日で終わります。次のページから、「すぐ効果を実感できる実践例」を順番に試していきましょう。 【次ページ】【実践】Gmailを使う業務が爆速化「神プロンプト」2選
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