- 2021/12/03 掲載
仏サービスPMI、11月改定値は57.4 5カ月ぶり高水準
観光業が回復し、雇用が拡大した。速報値の58.2からは下方修正された。
新型コロナウイルスの流行で影響を受けていた一部の事業活動が再開した。サービス部門は先行きへの楽観度も高いという。
サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は56.1で、前月の54.7から上昇。速報値の56.3からは小幅に下方修正された。
IHSマークイットのエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「現在、経済を支えているのはサービス業だ。フランスの製造業は大規模な供給制約に見舞われている」と指摘。
「このため、経済全体で見ると危うい状況にある。サービス業の先行きは依然として、新型コロナの流行に左右されるためだ」と述べた。
サービス部門のインフレ圧力の高まりも明らかになった。11月の投入価格の上昇率は過去13年あまりで最高だった。
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