• 2022/03/16 掲載

東芝とNEC、満額回答へ=自動車・電機、前年超え決着―16日集中回答・22年春闘

時事通信社

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2022年春闘は、16日の大手企業の集中回答日で賃上げをめぐる労使交渉が大詰めを迎える。電機の賃上げは前年を上回る水準で決着する見通しで、東芝とNECは満額回答する方向で最終調整に入った。トヨタ自動車など一部自動車大手は早々に満額回答で事実上決着。ロシアのウクライナ侵攻などで経済の先行きに不透明要因は多いが、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ業績の回復に伴い、賃上げへの期待が組合側で高まっている。

要求額をそろえて一定の水準以上の回答を引き出す方式の交渉を行う電機大手の労組は、従業員の基本給を底上げするベースアップ(ベア)3000円を要求。ベアの回答基準については前年を500円上回る1500円以上に設定した。東芝とNECは満額回答のベア3000円で最終調整に入り、他の労組も高い水準となりそうだ。

自動車の労使交渉はトヨタ自動車が9日、集中回答日を待たずに満額回答でスピード決着。日産自動車やホンダも満額で回答する方針を示した。トヨタや日産はベアを明示していないものの、早期の満額回答で賃上げの波及効果が見込まれる。

自動車ではこのほか、前年にベアを見送ったマツダの労組が定期昇給分などを含む総額7000円、三菱自動車の労組がベア1000円をそれぞれ要求している。

鉄鋼や造船・重機大手では、労組が3500円の賃上げを求めている。このうち原則2年ごとの交渉を行う鉄鋼大手は、20年春闘でベアを要求したが、20、21年度分はゼロ回答だった。造船・重機大手の労組は前年、コロナ禍による業績悪化でベア要求を10年ぶりに見送っていた。

【時事通信社】

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